英語【Fuck】の使い方
塾では、楽しみながら学んだ英語を実践的に使うために、カードを使った活動をゲーム形式で取り組んでいます。プレイヤー同士で、お互い所持しているカードを推察し取り合ってゴールを目指す過程で、英語のやりとりが必要になります。
相手から自分のカードを取られる時は、当然、悔しいわけです。
「Fuck‼」「Fuck you‼」
悔しい気持ちを表す言葉はとても大切です。ですが、この場で使うと相手に衝撃的かもしれません。そのことをきちんと話してから今回は、一番覚えやすくて言いやすそうな「Shoot‼」を伝えました。早速使うM君。すぐ覚えてしまいます。

学校でも機会があれば私は教えますが、学習指導要領に沿った指導をする公立学校では、通常なかなか教えてくれません。しかし、子供たちはメディアを通じてたくさんの言葉を覚えていきます。そのまま放置していては、言葉の乱れにつながります。本人が意図しなくても人を傷つけることもあります。大人がきちんと教えてあげることが大切です。家でも学校でも地域でも。ただ、子供たちと地域の大人との距離が遠くなっている時代ですから難しくなってきていますよね。
「Fuck」「Shit」などは、小さい子が使うには、乱暴すぎます。子供の前で使わないように気を付けている家庭が多く、子供たちに対しても指導されるケースが多いです。
一方、ポジティブな言葉の前に付けて使われる場合は、不快感はありません。
This hamburger is fucking delicious!!👍
(このハンバーガー、ガチで(マジ、チョー)うまい!)
英語圏の人々は、社会の中で自然とそのような言葉に触れながら覚えていくようです。
常識の範囲で使っていく言葉、ということです。
日本語でも同様の言葉遣いの感覚がありますね。最近だと、とにかく「クソ」を言葉に付ける人がいます。
「クソだな」🙅
「クソうまい」👍
ポジティブな言葉の前に付けても、場合によって悪い印象を与えることもありますよね。
言葉が自分と周りに与える影響は少なくありませんから、意識して使うことが大切です。